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商品に小さな穴がある
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釉薬のかかった器には「ピンホール」と呼ばれる小さな穴のある場合があります。
焼成時に陶磁器にかけられた釉薬に発生する一般的な陶磁器の特徴のひとつであるため良品として判断しております。
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商品に黒い点がある
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器の表面に「鉄粉」と呼ばれる黒い点がある場合があります。
焼成時に、土や釉薬に含まれる鉄粉が窯の中で焼かれることによって酸化し、黒い点となって器の表面に出る現象です。うつわの表情として鉄紛がでるようにする作家さんや窯元も多くあり、基本的には良品として扱っています。
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器の外側に小さな凹みがある
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器を3か所で支えて焼成する「ピン焼き」という製法の跡です。傷のようにみえる場合がございますが研磨処理を施し、メーカー品質基準をクリアしている商品となるため良品として判断しております。
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釉薬のムラや濃淡の差がある
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やきものには、使用する釉薬の成分のわずかな違いや、焼成時の窯の中の置き場所により個体差が生じます。
やきものの特徴の一つとなっており、良品として判断しております。1点1点の異なる風合いをお楽しみください。
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貫入/ヒビ
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陶磁器の表面に入る模様のようなヒビのことを貫入といいます。
貫入は模様として出す場合と、経年貫入といってうつわを使い続けているうちに自然に貫入が入ることもあります。
いずれも貫入が入り、使っているうちに変化していくことをうつわの表情としていますので、良品として判断しております。
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にじみ・かすれ
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印花や印判手、染付などでうつわに模様や絵付けを施す際に、作業時の力のかかり具合や焼成時の要因などにより生じる「にじみ」「かすれ」「ずれ」などを指します。かすれや濃淡がある方がうつわの表情が豊かになることもあり、あえて出す場合が多くあり、これらは基本的に良品として扱っています。
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釉薬はね・たれ
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絵付けや染付は、職人さんや作家さんが一つずつ筆で丁寧に書き込んでいきます。
そのため、釉薬がはねてしまったり垂れてしまったりする場合がありますが、基本的に良品として判断しております。
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真鍮:緑青・黒い斑点
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金属の特性上、緑青(銅の錆)や黒い斑点のようなピンホールができることがあります。
口に入る部分にあるもの、柄の部分に2mm以上あるものは、不良品として扱っております。